文鳥(成長)の飼い方・懐かせ方

これから文鳥を飼おうと思っているけど、雛から飼わないと懐かないのかな...と不安を感じている方は多いのではないでしょうか。

 

普段働いていたり、学校に通っている方だと、文鳥の雛のお世話は困難だと思われます。一日4回の挿し餌が必要ですし、常に保温してあげ、気を配らなくてはいけません。

 

そんな理由で成鳥のお迎えを検討する方も多いのですが、雛と違って仲良くなるのが難しく感じると思います。

 

そういった方向けに今回は、私の実体験をベースに成鳥との仲良くなる方法を解説していこうと思います!

 

 

 

1.お迎え

ペットショップからお迎え後、1~2週間は出来るだけ静かな部屋でそっとしてあげましょう。

 

この時期はエサや水の交換だけでも驚いてしまいますので、できるだけ構わないようにそっと見守りまず環境に慣れさせてあげましょう。

 

2.ケージの隣に出来るだけ長く居る

お迎えして2週間以降はできるだけ文鳥さんのケージの近くで過ごしましょう。

 

ケージの近くに座りますが、まだケージの中に手を入れて触ろうとしてはいけません。

 

ケージの近くで文鳥さんを眺めたり、本を読んだりしてあなたの存在に慣れさせてあげましょう。できるだけ長くそばにいるように努めてください。

 

3.ケージの外から餌をあげる

お迎えして3週間ほど経ったらケージの外から餌をあげてみましょう。

 

多くの文鳥さんはカナリヤシードなどを好むので、指先にカナリヤシードを乗せてあげてみてください。

 

始めはこちらに来てすらくれないかも知れませんが、大丈夫です。

 

毎日続けると指から餌を取ってくれるようになります。

 

4.ケージの中に手を入れて餌をあげて見る。

 

これは、文鳥さんによっては結構怒ってしまう方法ですが、3が達成できたら試して見てほしいです。もし、文鳥さんがパニックになってしまうようなら3に戻って、もう少し手に慣れてもらいましょう。

 

この時はカナリヤシードを指にのせてではなく、手のひらに載せてあげてみましょう。

 

もし、手に乗って餌を食べてくれたなら...文鳥さんが手乗りになるのも近いですよ!

 

5.出来るだけ狭い部屋で放鳥してみましょう

 

部屋が複数ある方は文鳥さんの迷子防止のため、出来るだけ狭い部屋で放鳥しましょう。

 

扉と窓を必ず全て閉めたことを確認し、文鳥さんのケージを開けてみましょう。

 

始めは怖がって出たがらないと思いますので、無理に出さずに出てくるまで待ちましょう。外にカナリヤシードを置いてもいいかもしれません。

 

外に出た文鳥さんは始めはパニックになって飛び回るかもしれません。

 

しかし、焦って文鳥さんを追いかけてはダメですよ。

 

出来るだけ文鳥さんを刺激しないように動かず、見守ってください。

 

放鳥の時間が終わりましたら文鳥さんを手に乗せてケージに連れて行ってあげるのが理想ですが、まだ手に乗ってくれない子はゆっっっくりと近づき、そっと手で捕まえてください。

 

エサを食べに文鳥さん自らケージに戻っていくことも多いのですが、なかなか戻ってくれないときは手で捕まえるか柔らかい布で包むように捕まえましょう。

 

捕まえたら嫌われるかも...と思ってしまうかもしれませんが、4まで達成できているなら文鳥さんの信頼を著しく損ねることはありません。

 

ちなみに私は、放鳥中に手に乗ってくれるまで3カ月かかりました。

焦らず時間をかけて仲良くなりましょう。

 

6.なでなで

はい、なでなでは成鳥の飼育において最高難易度と言えるでしょう。

うちの文鳥様はなかなか体を触らせてくれなかったです(笑)。

 

手に乗ってくれるようになったら、文鳥さんの胸の部分をさりげなーく、

「あっ、触っちゃった☆」

と言わんばかりにふわっと触ってください。0.1秒くらい。

 

文鳥さんによっては逃げますが、めげずに毎日0.1秒を繰り返してください。

 

その後、1秒、2秒と触れる時間を増やしていってください。

 

胸ができたら、ほっぺ、頭、背中の順で触れる範囲を増やしていってください。

無理に捕まえて触ることはしないようにしましょう。

あとは、触られて逃げてしまった文鳥さんを追いかけすぎないのも大切です。

 

とにかくゆっくり距離を縮めることを意識しましょう。

 

私は全部触ることができるまでに半年かかりました!

 

皆様も根気強くやってみてください!

 

では、良き文鳥ライフを!